包絡(ほうらく)とは?
包絡とは図面上で2つの壁の基準線同士がつながった場合、自動的に包絡処理が実行されます。
包絡処理が実行された壁同士の接合部分はお互い斜めに変形されます。
[包絡解除]はこの包絡処理で変形した壁を元に戻すことができます。(図面上の壁の要素同士の接合部分の表示を変更可能)
【1】包絡解除を実行する壁の要素を[矢印]ツールで選択します。
壁の要素を選択する場合、まず1つだけ選択状態にし、包絡解除を実行します。
思うような結果が得られない場合、もう一方の壁を選択し、包絡解除を実行します。
【2】[包絡解除]をクリックします。
RIKCAD8以上 メニューバー「塀-フェンス」>「包絡解除」
RIKCAD7以下 メニューバー「編集-補助」>「包絡解除」
[包絡解除]設定画面が表示され、図面上の壁の要素の表示が基準線表示になります。
【3】[次へ]ボタンをクリックすると、2つの壁の組み合わせが順に変わっていきます。
【4】適用する形状になりましたら、[OK]ボタンで変更します。