ナビゲーターの中の「現調図」とは、外部データのJWW、DXF、PDF図面データ等を配置し、平面図の作図画面に表示させる事ができる機能です。
(【注】RIKCAD10以上で使用できます)
平面図には「現調図」画面で配置した図面は表示されますが、選択判定を持たない=見えるだけで選択できない為、作図する際に、図面を誤って選択してしまった等のケースを回避することができます。
【使用方法】
- まず、画面右端のナビゲーターの中「2.現調図」をダブルクリックします。
「2.現調図」画面に切り換わります
※ナビゲータが表示されていない場合は、F5キーを押下か画面上部のナビゲータボタンをクリックして表示します) - 画面左端ツールボックスの「図面」>「図面ツール」より、外部の図面データを取込みます。
- 画面右端のナビゲーターの中、「1.平面図」をダブルクリックし、平面図画面に戻ります。
- 平面図画面にて、「2.現調図」にて配置した外部の図面データが薄く表示されます。
【参考】
「ウィンドウ」>「パレット表示」>「参照パレット」より、
画面左上の「参照」ボタンで、表示のオン/オフの切換、及び、画面真ん中「参照」欄のスライドバーで色の濃さ等を変更することができます。
作図中「この要素は、このビューでは無効です」表示が出た場合
「2.現調図」画面に配置されている要素を「1.平面図」で選択仕様とした際に表示されるメッセージです。以下の操作をお試し下さい。
- 画面右端のナビゲーターの中、「2.現調図」をダブルクリックし、「2.現調図」画面に切換え、作図した要素を選択し、右クリック>切り取りを押下。
- 画面右端のナビゲーターの中、「1.平面図」をダブルクリックし、平面図画面に戻る。
- 平面図の余白で右クリック>「貼付け」押下し、切り取った要素を貼り付ける。