概算見積作成システム

概算見積作成システム

概算見積を作成します。

「図面-積算」>「概算見積作成システム」を選択すると以下の画面が表示されます。


現在までの作図内容から拾い出し対象となっている内容の物が見積リスト内に表示されます。


「拾い出し」対象となっているツールは以下の通りです。
壁 ・スラブ ・メッシュ ・オブジェクト ・植栽 ・ランプ ・窓
上記以外のツールで作図されたものは拾い出しされませんのでご注意下さい。

図面上の操作

作図した内容と見積リストが連動します。
見積リストで選択すると、図面上の作図内容が選択されます。(平面図・3D共に)


また図面内で選択すると、対象要素が見積リスト内でも選択されます。
選択した状態で図面内の作図要素を編集すると、見積リストでも連動して修正されます。

拾い出した数値は、見積リスト内で修正が可能です。
※作図した内容に変化はありません。

金額の修正・変更

拾い出した結果の金額を修正出来ます。

見積リスト内で「原価」「単価」の金額を手入力で修正可能です。


工事の修正

見積リスト内にて工事を修正・変更出来ます。

拾い出された見積リストの「工事名」よりプルダウンを開き、工事名を変更します。



工事名について
工事名は初期値として設定されている「組積工事」~「電気工事」までは表示順序の入替、名称変更は出来ません。
「壁」「スラブ」「メッシュ」で作図した内容については材料ごとに工事を設定出来ます。
見積リストで工事名を設定すると、次回以降同じ材料を使用すると、設定した工事名で表示します。
「オブジェクト」「植栽」「窓」「ランプ」については変更は可能ですが、次回以降の保持は出来ません。

図面要素を行に追加

作図した内容を行に追加します。

見積リストに追加したい作図内容を図面より選択し、「図面要素を行に追加」ボタンを押します。


作図内容が見積リストに追加されます。


※「行を削除」等で見積リストから削除されたものを追加する場合等に使います。


行を削除

拾い出された内容を見積リストから削除します。

見積リストから削除したい工事項目を選択し、「行を削除」ボタンを押します。


見積リストから工事項目が削除されます。


※削除されるのは工事項目のみであり、作図内容に影響はありません。


選択した行の設定

見積リストの工事項目に対して設定を行います。

計測箇所とその単位の設定
設定したい工事項目を見積リストから」選択し、「選択行の設定」から「計測箇所とその単位の設定」をクリックします。


選択した工事項目について、計測箇所と単位を設定します。
設定後「OK」ボタンをクリックすると、変更が適用されます。

※この設定が可能なのは、「壁」「スラブ」「メッシュ」で作図した内容のみです。
「オブジェクト」「ランプ」「窓」「植栽」で作図したものは設定できません。

計測箇所と単位は以下の部位となります。


連動工事の割当
指定した工事に対して連動工事を割当ます。

使用したい連動工事にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックすると、設定した連動工事が割り当たります。
連動工事は一つの工事に対して複数割り当て可能です。

工事名の追加設定
既に設定されている工事に新たに工事名を追加します。
「使用する」にチェックを入れ、工事名を入力して「OK」ボタンを押すと工事名が追加されます。



初期値として設定されている「組積工事」~「電気工事」は名称の変更は出来ません。

連動工事の設定
連動工事の名称や単価等を設定します。

・連動工事名を入力し、「仕様」「原価」「単価」「単位」を設定します。
・左側にチェックを入れると「選択行の設定」で連動工事として選択出来ます。
・ 「工事名の追加設定」と同じく初期値の「基礎工事」~「取付工事」は名称変更が出来ません。
・10個まで工事を追加できます。

付帯工事の設定
作図内容以外で工事を設定します。

・付帯工事名を入力し「仕様」「原価」「単価」「単位」を設定します。
・左側にチェックを入れると見積リストに表示されます。
・合計10個まで付帯工事を設定出来ます。

オブジェクトの単価・原価の設定
オブジェクトごとに設定されている「参考価格」からの単価や原価の設定を行います。

ここで設定された内容が次回以降も保持されます。

植栽の単価・原価の設定
植栽の高さによって原価を設定します。


材質の単価・原価の設定
「壁」「スラブ」「メッシュ」で作図されたものについては3つまで「単価」「原価」を設定出来ます。
使用する単価や原価を選択し、「OK」ボタンを押します。



・原価の単価・原価の切り替え方

例:「単価」は「単価2」、原価は「原価3」を使う場合
「材質の単価・原価の設定」にて選択しておきます。


この状態で壁やスラブ等を作図すると、その金額は「単価2」「原価3」として表示されます。
(※デフォルトでは「単価2」「単価3」「原価2」「原価3」はいずれも0円となっています)

この状態で原価や単価を入力すると、その金額が「単価2」「原価3」として登録されます。
次回以降同じ材料をしようすると、設定した金額が反映されます。



例:既に見積リストで「単価1」として登録されているものを「単価2」に切替える場合
「材質の単価・原価の設定」で「単価2」を選択しておきます。

単価を変更したいものを選択し、「行を削除」ボタンを押します。


図面上でも該当要素が選択されますので、この状態から「図面要素を行に追加」ボタンをクリックします。

要素の「単価2」に割り当たっている金額が反映されます。

全般設定

消費税や諸経費の設定を行います。

消費税率の設定
消費税率の設定を行います。


諸経費率の設定
単価合計に対する諸経費率を設定します。


数量表記の設定
見積リストに表示する表示桁数を設定します。
少数第三位まで設定出来ます。


対象外レイヤの設定
見積リストに表示しない作図内容を設定します。
ここで設定されたレイヤで作図されたものはリストに表示されなくなります。

出力

見積リストの内容をエクセルやCSVに出力します。

エクセル出力
見積リストの内容をエクセル出力(.xls)で出力します。



「エクセル出力」を実行すると、ファイルの保存先を選択する画面が表示されます。
保存先とファイル名を入力し、「保存」ボタンを押すと指定された場所にエクセルデータが作成されます。



出力されたエクセルデータは以下の仕様となります。


CSV出力
見積リストの内容をCSV形式で出力します。


「CSV出力」を実行すると、ファイルの保存先を選択する画面が表示されます。
保存先とファイル名を入力し、「保存」ボタンを押すと指定された場所にCSVデータが作成されます。
CSVファイルはエクセル形式と異なり、合算などはされずにリストの内容がそのまま出力されます。


RIK Bizmo出力
見積リストの内容を「RIK Bizmo」に対応したCSV形式で出力します。





表オブジェクトを配置
平面図上に見積リストの内容をオブジェクトとして配置します。


実行後、平面図上の適当な位置でクリックすると平面図上にオブジェクトが配置されます。


※表オブジェクト配置時もCSVと同じく項目ごとの合算や合計金額の表示は行われません。



折りたたむ

見積リストを折りたたみます。

「折りたたむ」ボタンを押すと、見積リストが小さくなります。
「拡げる」ボタンを押すと元の大きさに戻ります。