選択した要素を指定した数値の場所に、移動または複製することができます。
【1】「方向移動」を実行する要素をツールボックスの[矢印]ツールで選択します。
【2】画面上部のメニューバーより以下の選択項目をクリックします。[方向移動]パレットが表示されます。
【RIKCAD8以上】 「図面-積算」>「方向移動」
【RIKCAD7以下】 「編集-補助」>「方向移動」
【RIKCAD12】
平面図で移動
水平移動する
「水平移動」を選択した状態から要素を選択し、「方向移動」パレットの「移動量」欄に移動させたい数値を入力、その後移動させたい方向の矢印ボタンをクリックします。
クリックした矢印の方向に入力した移動量だけ要素が移動します。
垂直移動する
「垂直移動」は要素の基準レベル(高さ)方向に移動できます。
水平移動と同様に要素を選択し、「移動量」を入力後矢印ボタンをクリックします。
※「垂直移動」時の方向移動は「上下」のみとなります。
平面図での移動と同様に要素を選択し、「移動量」を入力後矢印ボタンをクリックします。
※立面図では「垂直移動」のみ可能です。
RIKCADの仕様として横方向(X・Y方向)の取得が立面図では不可のためです。
移動コピーする
「方向移動」パレットから「複写モード」にチェックを入れ、コピー数を入力します。矢印ボタンで移動させると「コピー数」に入力された数だけ要素がコピーされます。
RIKCAD11までは水平方向への移動だけでしたがRIKCAD12からは垂直方向に対応しました。
複写モードのコピー数追加
RIKCAD12からはコピー数を設定できるように対応しました。
立面図でも使用可能に
RIKCAD11までは平面図のみでしたがRIKCAD12からは立面図でも使用可能になりました。
【RIKCAD11以下】
[方向移動]パレット
方向移動」設定画面で移動量を入力後、移動させたい方向ボタンをクリックします。
方向ボタンをクリックする度に入力した移動量だけ移動します。
◆「複写モード」にチェックをいれ、方向ボタンをクリックすると指定した移動量の地点に複製を配置します。
◆「移動量」をクリックすると、過去に入力した移動量が履歴として表示されます。
使用する数値をダブルクリックするとその値が移動量として使用できます。
◆履歴は最大20件まで登録されます、それ以降は古い順から順に削除されていきます。
[移動量履歴選択]画面