クイックプランナー

クイックプランナー

外構工事に必要な要素を順に入力していくだけで、簡単に図面が作成する機能です。
RIKCAD11以下に搭載されています。


クイックプランナーの起動

クイックプランナー使用するには、メニューバー「オプション」>「クイックプランナー」をクリックし ます。
クリックプランナーのパレットが表示されます。


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注意
クイックプランナーのご使用について
◇掲載されているプランデータについては、色・素材感を実物通りに画面に表現すべく努めておりますが、実物と画像とで 差異が生じる場合があります。
◇仕様変更・廃盤・販売中止商品は、情報が確認され次第、随時対応しています。ただし、メーカー側から正式に案内がされ ていない商品の場合、引き続きプランデータが掲載されていることがあります。商品に関する情報は、各メーカーのカタロ グ・ホームページ等でご確認ください。



セットプラン
[セットプラン]では、住まいの顔となる門周り・車庫周りをセットにしたデータを図面に配置することができ ます。
配置前に、イメージパース図・平面図・概算金額を確認することができます。

【1】クイックプランナーパレットからセットデザインを選択し、[セットプラン]ボタンをクリックします。

【2】[セットプラン]の設定画面が表示されます。


【3】配置するプランをダブルクリックすると、セットプランの詳細画面に切り替わります。
ここではイメージパース図・平面図および配置基準点・概算金額を確認できます。


【4】セットプランを平面図に配置します。詳細図のイメージパースか平面図の画像を図面上にドラッグ&ドロップします。
図面上でマウスのボタンを離す(ドロップ)した地点を配置基準点としてデザインが配置されます。



<詳細図画面(平面図)の赤い丸と配置基準点について>
セットプラン一覧から配置するデザインをダブルクリックして、表示されるデザイン詳細画面の赤い丸は図面に配置する際の基準点になっています。
図面上でマウスボタンを離す(ドロップ)した地点に図面の赤い丸が来るように図面が配置されます。



車庫周り

車庫周りの部分のみのデータを図面に配置することができます。配置前に、材料の変更を行うことができます。

【1】クイックプランナーパレットから[車庫周り]ボタンをクリックします。[車庫周り]の設定画面が表示されます。


【2】配置するプランをダブルクリックすると、セットプランの詳細画面に切り替わります。
ここではイメージパース図・平面図および配置基準点・概算金額を確認できます。


ユニットデザインでは、配置前に材料の変更ができます。
材料を変更することでイメージパース図・概算金額が変わっていきます。
※変更できる素材は一般的によく使用されている素材が登録されています。
設定画面にない素材を使用するには、データを一度図面に配置した後、RIKCAD に登録されている約9,000 点以上の材料データから選択・変更することができます。



【3】車庫周りのデータを平面図に配置します。
詳細図の[外形寸法図]にチェックを入れると、配置基準点のついた、平面図が表示されます。画像を図面上にドラッグ&ドロップします。
(パース図をドラッグ&ドロップしても配置することができます。)

【4】図面上でマウスのボタンを離す(ドロップ)した地点を配置基準点として車庫周りのデータが配置されます。



門周り

門周りのみのデータを図面に配置することができます。配置前に、門塀の材料や笠木の有無、門扉の種類・形
状の変更を行うことができます。

【1】[門周り]ボタンをクリックします。[門周り] の設定画面が表示されます。


【2】配置するプランをダブルクリックすると、プランの詳細画面に切り替わります。
ここではイメージパース図・平面図および配置基準点・概算金額を確認できます。


ユニットデザインでは、配置前に材料の変更ができます。
材料を変更することで材料にあった表札やランプの位置や形状、イメージパース図、概算金額が変わっていきます。
※門周りのデザインは基本的なデザインが登録されています。
設定画面にない素材や商品を使用したり、デザインに使用している商品を削除するには、データを一度図面に配置した後図面の修正を行います。



【3】門周りのデータを平面図に配置します。

【4】詳細図の[外形寸法図]にチェックを入れると、配置基準点のついた、平面図が表示されます。画像を図面上にドラッグ&ドロップします。
(パース図をドラッグ&ドロップしても配置することができます。)
図面上でマウスのボタンを離す(ドロップ)した地点を配置基準点として車庫周りのデータが配置されます。



デザイン的な門周りの配置(デザインモデル)

門周りの設定画面では、よりデザイン的な門周りを配置することができます。
デザインモデルに登録されてい るデータは、配置前に材料の変更(シミュレーション)はできません。データを図面上に一度配置した後、修 正・変更を行います。

【1】[門周り]の設定画面から[デザインモデル]をクリックするとデザインモデル登録一覧に切り替わります。


【2】配置するプランをダブルクリックすると、プランの詳細画面に切り替わります。ここではイメージパース図・平面図および配置基準点・概算金額を確認できます。


【3】デザインモデルのデータを平面図に配置します。
詳細図の[外形寸法図]にチェックを入れると、配置基準点のついた平面図が表示されます。
画像を図面上にドラッグ&ドロップします。
(パース図をドラッグ&ドロップしても配置することができます。)
図面上でマウスのボタンを離す(ドロップ)した地点を配置基準点として門周りのデータが配置されます。



庭周り

敷地内にテラスや花壇・坪庭などの添景物を配置します。プランで使用しているデータの修正・変更は 図面上にデータを配置した後行うことができます。

【1】[庭周り]ボタンをクリックします。[庭周り] の設定画面が表示されます。


【2】配置するプランをダブルクリックすると、プランの詳細画面に切り替わります。
ここではイメージパース図・平面図および配置基準点・概算金額を確認できます。


【3】プランを図面上に配置します。
詳細図のイメージパースか平面図の画像を図面上にドラッグ&ドロップします。
図面上でマウスのボタンを離す(ドロップ)した地点を配置基準点としてデザインが配置されます。



オリジナルプランの登録

ご自分で作成したデータをクイックプランナーに登録することができます。登録に必要なデータは、
登録するデータのパース画像、平面図画像、図面に配置するモジュールファイル(mod)ファイルの3 点です。
[画像サイズの作成]
登録に使用する画像データは 320×240 程度のサイズのものを用意します。

【1】イメージパースの画像を作成します。
レンダリングの設定を開き、使用するエンジンを選択し、画像サイズを 320×240 に設定します。
通常のレンダリングと同様、カメラを配置し、登録する要素のパース画像を作成・保存します。


【2】続いて平面図の画像データを作成します。
平面図の画像は、レンダリング画像配置でも作成することはできますが、ここではメニューバー「ウィンドウ」>「3D 投影の設定」をクリックし、平行投影の設定から、カメラ位置を上面図に設定し、[OK]をクリックすると、3D画面が上面からの視点になりますので、この状態でレンダリングを行うと、すばやく平面図画像を作成することができます。





モジュールデータの作成

【1】登録するデータを作成します。

【2】登録するデータを「矢印ツール」で選択し、メニューバー「ツール」>「グループ化」をクリックします。
選択した要素を一つのグループとして扱えるようになります。

【3】続けて、登録するデータを選択し、メニューバー「編集」>「コピー」をクリックします。

コピーした要素から mod ファイルを作成します。

【4】メニューバー「ファイル」>「名前を付けて保存」をクリックします。
ファイルを保存する画面が表示されます。

【5】保存する場所、ファイル名を入力し、ファイルの種類を[クリップボードからモジュール(*.mod)]を選択し、[保存]をクリックします。
保存先・ファイル名は任意で結構です。

以上で、登録に必要なデータが作成できます。



オリジナルプランの登録

登録に必要なファイルが用意できれば、クイックプランナーに登録を行います。

【1】クイックプランナーを起動し、登録する項目(セットプラン・車庫周り・門周り・庭周り)のいずれかを選択し、右上の[登録]ボタンをクリックします。(今回は庭周りを例に説明します。)


データ登録画面が表示されます。


【2】登録後表示させる情報(タイプ・サイズ・金額・メモ)を入力し、データの項目の[参照]ボタンをクリックし、それぞれのデータの保存先を指定し、[OK]ボタンをクリックします。


【3】「登録完了しました」のメッセージが表示されれば、登録作業は完了です。


登録したデータは、[お気に入り]に表示されるようになっています。
登録したデータをダブルクリックするとデータの詳細画面が表示され、CAD データを登録している場合、RIKCAD にドラッグ&ドロップしてデータが配置できるか確認します。



オリジナルプランの修正と削除

登録したデータの内容の修正やクイックプランナーから登録を削除したい場合、登録したプランの右下のボタンより操作を行うことができます。


一度登録したプランを削除しようとすると、[削除しますか?]と確認画面が表示されます。
ここで「はい」をクリックし削除を実行すると、登録データを元に戻すことはできません。
元の画像データや CAD データは削除され
ず残っているため、再び利用するには再登録が必要になります。
データを削除する際は、十分ご注意ください。

[登録されたデータについて]
オリジナルで登録された画像データ・CAD データは、登録完了時にインストールされた[QuickPlannerNavi]フォルダ内の各項目のフォルダ[今回は GardenSpace]-[Lib]-[Data]-[Original]フォルダに登録日時をファイル名としてコピーが作成されます。

-- 各フォルダの説明--
CarSpace : 車庫周り
GardenSpace : 庭周り
GateSpace : 門周り
SetPlan:セットプラン

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