レンダリングをするとパネル越しの商品が表示しない

レンダリングをするとパネル越しの商品が表示しない



3D画面では表示されているが、レンダリングを行うと表示されない現象を改善する方法です。
下の図では、テラスのパネル越しに窓がありカーテンが表示されています。


レンダリングを行うと窓のサッシとカーテンが消えています。


改善するためには、レンダリングの設定を変更します。

【RIKCAD8以上】
詳細設定をチェックし、「 オプション」>「全般オプション」>「光の計算回数」を10以上に変更


【RIKCAD7】
「オプション」>「全般オプション」>「光の計算回数」を10以上に変更


この設定で、レンダリングを実行すると表示されるようになります。


光の計算回数とは?】
透過する材質がある場合に関係する設定であり、レンダリングした際に透過できる数の設定です。
光の計算回数で低い数値を設定すると透過できる物体の数が少なくなります。
高い数値を設定すると光が透過材質の奥まで届きます。
たとえばここの数値を「1」とすると、光が図面内にある物体に当たるとそこで計算が終了するため、透過の計算は行われません。
「2」とすると、光が物体にあたった後でさらに2回目の計算が行われます。
テラスなどの中に物体がある場合には、低めの数値では計算が行われずテラス内部の物体が表現されません。