3D寸法線

3D寸法線



「3D寸法線機能」は、従来平面図・立面図のみで表示していた寸法線を3D画面で表示させる機能です。
3D画面上での商品寸法、間口、高低差の表示などが可能になります。




3D寸法線の使い方

3D画面上に3D寸法線を表示させるには、
3D画面上で3D寸法線を入力する方法と平面図で入力した寸法線を3D寸法線に変換する方法があります。


3D画面上で3D寸法線を入力する方法

【1】高さを表す要素やオブジェクトを入力し、3D 画面を表示します。
この際、要素を選択状態のまま3D画面を表示すると、3D寸法線の入力後、一度平面図に戻り、
再び何も選択していない状態で3Dを表示しないと、3D寸法線が表示されません。

【2】3D画面が表示されましたら、画面上部のメニューバーより以下の選択項目をクリックします。
3D画面入力用の設定画面が表示されます。
【RIKCAD8以上】 「図面-積算」
【RIKCAD7以下】 「作図-補助」
3D画面上での寸法線は、基本的に手動で寸法の数値と寸法線の取り付け位置・方向を設定します。
樹木や壁・スラブについては「要素の高さを取得」ボタンで高さを取得することができます。


【3】3D寸法線で表示する数値を入力します。配置位置をいずれか選択し、「OK」ボタンをクリックします。
高さが取得できる要素については、矢印ツールで選択状態にし、「要素の高さを取得」ボタンをクリックします。
     

【4】入力する要素の角でクリックします。クリックした地点から3D寸法線が作成されます。



平面図で入力した寸法線から3D寸法線を作成する方法

3D 画面上に3D寸法線を表示させるには、平面図で入力した寸法線を3D寸法線に変換します。

【1】平面図上で寸法ツールを使用して、あらかじめ寸法を入力しておきます。


【2】3D寸法線に変換します。矢印ツールで入力した寸法線を選択し、
画面上部のメニューバーより以下の選択項目をクリックします。
【RIKCAD8以上】 「図面-積算」
【RIKCAD7以下】 「作図-補助」
3D寸法線変換に必要な設定画面が表示されます。必要な設定を行い、「OK」をクリックします。
    


入力後の3D寸法線の変更

3D画面に表示される3D寸法線は、「3D寸法線」というオブジェクトツールを使用しています。
入力後の「3D寸法線」はオブジェクトの設定画面から様々な設定の変更ができます。

【1】入力した3D 寸法線を矢印ツールで選択し、画面上部の情報ボックス内のオブジェクトの設定画面をクリックします。
選択したオブジェクトの設定(3D 寸法線の設定)画面が開きます。
    



【2】「カスタム設定」の内容



3D寸法線の数値を手動で変更するには、距離の項目をクリックし配列の数値を変更します。
※距離数値の固定の有無(あり)の場合、距離(固定用の数値を変更します。)



【3】 設定画面内の変更の他、3D画面でも、高さ・寸法線の数値を変更することができます。
3D画面上で3D寸法線を選択すると、寸法線上に紫のひし形が表示されます。この部分を長めに押すと、ペットパレットが表示されます。



ペットパレット左上の「頂点を移動」をクリックすると、ドラッグで3D寸法線の位置を調整することができます。