濡れたコンクリートの表現方法

濡れたコンクリートの表現方法

RIKCAD7以上の操作になります。



設定の手順は若干複雑ですが材料の設定を変更することで、レンダリングした際に濡れた様な表現をすることができます。



【大まかな設定の流れ】
①周りの景色が映り込む効果を付ける(鏡面反射)
②元の材料に、別のテクスチャを重ねる(環境)
③濡れた様な表現を加える(バンプ)

以下は、材質 「アスファルト」 を例として、解説しています。

【注意!】
以下設定の各項目の数値は、あくまで一例です。
また、作図の度合い(どの程度まで作り込むか)、カメラアングル等
によっても、レンダリングの結果に違いが出ます

材質内での設定

【1】メニューバー「オプション」>「材質」をクリックし、「04その他一般」の「アスファルト」を選択します。次に、材料の選択画面、左上のアイコンを左クリック長押しし、右側のアイコンを選択します。

【2】下記の様な画面に切り換わります。「アスファルト」が選択された状態を確認し、画面上部の右端のアイコンをクリックします。

【3】「アスファルト1」が自動で作成される為、「アスファルト1」を選択し、「編集」ボタンを押します。



以降の操作は、RIKCADのバージョンごとに異なります。ご使用のRIKCADの欄をご確認下さい。


【RIKCAD9以上】

【4】「エンジン設定」にて以下のエンジンを選択します。
【RIKCAD11】 「CineWare and Redshift by Maxon」
【RIKCAD9、10】 「CineRender by MAXON」
「反射」にチェックを入れ、中の「レイヤー」欄より、「鏡面反射(レガシー)」を追加します。

【5】上記で追加した「鏡面反射(レガシー)」のレイヤーを選択し、「鏡面反射強度」を50に設定します。

【6】次に、「環境」のチェックを入れ、右側のテクスチャ「なし」をクリックし、「画像」を選択します。

【7】下記画面、上部のフォルダ「RIKCAD21ライブラリ」>「テクスチャー」>「その他」と進み、その中の「水面03」を選択し、OKボタンを押します。

【8】「環境」欄の右側、「水面03」の画像が反映された事を確認し、次へ進みます。

【9】「バンプ」のチェックを入れ、右側のテクスチャ「なし」をクリックし、「画像」を選択します。

【10】下記画面、上部のフォルダ「RIKCAD21ライブラリ」>「テクスチャー」>「01素材」と進み、その中の「石張り18」を選択し、OKボタンを押します。

【11】「バンプ強度」を10程度に設定し、「OK」ボタンを押し、残りの画面も全て「OK」ボタンで閉じます。
「×」ボタンで設定画面を閉じた場合、今までの設定内容がキャンセルされますので、ご注意下さい!


【RIKCAD8】

【4】「エンジン設定」にて「CINEMA 4D by MAXON」を選択し、「鏡面反射」にチェックを入れ、右側の「反射率」を50程度に設定します。

【5】次に、「環境」のチェックを入れ、右側のテクスチャ「なし」をクリックし、「画像」を選択します。

【6】下記画面、上部のフォルダ「RIKCAD21ライブラリ」>「テクスチャー」>「その他」と進み、その中の「水面03」を選択し、OKボタンを押します。

【7】「環境」欄の右側、「水面03」の画像が反映された事を確認し、次へ進みます

【8】「バンプ」のチェックを入れ、右側のテクスチャ「なし」をクリックし、「画像」を選択します。

【9】下記画面、上部のフォルダ「RIKCAD21ライブラリ」>「テクスチャー」>「01素材」と進み、その中の「石張り18」を選択し、OKボタンを押します。

【10】「バンプ強度」を10程度に設定し、「OK」ボタンを押し、残りの画面も全て「OK」ボタンで閉じます。

「×」ボタンで設定画面を閉じた場合、今までの設定内容がキャンセルされますので、ご注意下さい!


【RIKCAD7】
【4】「エンジン設定」にて「CINEMA 4D」を選択し、「反射」にチェックを入れ、右側「反射率」を50程度に設定します。

【5】次に、「環境」のチェックを入れ、右側のテクスチャ「なし」をクリックし、「画像」を選択します。

【6】「環境」の中、「テクスチャ-画像」の行を選択し、右側「ファイル」の行をクリック、更に、右端のアイコンをクリックします。

【7】下記画面、上部のフォルダ「RIKCAD21ライブラリ」>「テクスチャー」>「その他」と進み、その中の「水面03」を選択し、OKボタンを押します。

【8】「環境」欄の右側、「水面03」が反映された事を確認し、次へ進みます。

【9】「バンプ」のチェックを入れ、右側のテクスチャ「なし」をクリックし、「画像」を選択します。

【10】「バンプ」の中、「テクスチャ-画像」の行を選択し、右側「ファイル」の行をクリック、更に、右端のアイコンをクリックします。

【11】下記画面、上部のフォルダ「RIKCAD21ライブラリ」>「テクスチャー」>「01素材」と進み、その中の「石張り18」を選択し、OKボタンを押します。

【12】「バンプ強度」を10程度に設定し、「OK」ボタンを押し、残りの画面も全て「OK」ボタンで閉じます。


「×」ボタンで設定画面を閉じた場合、今までの設定内容がキャンセルされますので、ご注意下さい!

レンダリング設定内での設定

【RIKCAD8以上】
【1】「詳細設定」にチェックを入れ、「レンダリング設定」>「環境」>「Physical sky」>「環境」>「空」にチェックを入れます。


【2】「レンダリング設定」>「オプション」>「全般オプション」>「鏡面反射」にチェックを入れます。

【3】直接、レンダリング実行ボタンを押し、レンダリングを実行します。

【RIKCAD7】
【1】「環境」>「空」にチェックを入れます。


【2】「オプション」>「全般オプション」>「鏡面反射」にチェックを入れます。


【3】直接、レンダリング実行ボタンを押し、レンダリングを実行します。